前世療法
前世療法とは?
催眠療法(ヒプノセラピー)の一種です。
ヒプノセラピーにも深い呼吸により、胎児だったころまで退行していく手法がありますが、前世療法は過去に生きていた記憶を辿って今生に影響を与えている問題を解決します。
ブライアン・L・ワイスというアメリカの精神科医が退行催眠によってクライアントを導いている時に偶然にも、そのクライアントが別の時代の他の誰かになっていたという事から、魂の輪廻転生が裏付けられたという話が書籍化されています。
前世の信憑性
人間の転生は人によりますが数千回とも数万回とも言われています。
今生に主に影響している前世は3~5位らしいのですが、「私は歴史上の人物の〇〇だった」という人が何人も現れたりすることから細胞のひとつだったり、臓器の一部であったりすることがあり得るという事です。
科学的には何も解明されていませんので、信じるか信じないかは個人の自由という所でしょうか?
しかし、2014年にお亡くなりになられたロドレス・キャノンという前世療法に人生をささげた女性は、クライアントから宇宙の真理や未来のことまでも聞き出していて、2012年に起きたと云われるアセンションの事をも興味深い視点から捉えています。
前世療法の必要性
では、前世療法は何に効果があるのでしょうか?
人間の性質として、防衛本能があります。命の存続にかかわる大切な性質です。
大きく傷ついたこと、大失敗したこと、命の危険を感じた事がトラウマとなって順調に進んでいた何かに突然ストップがかかったり、同じような場面で恐怖に襲われしくじってしまうなど、、
今生で記憶になくても、前世の記憶が今のあなたにメッセージを伝えているのです。
それは、今生では気を付けた方が良いという事と、そこにトラウマがあるから取り除いて欲しいという二つの意味があります。
しかし、数千、数万と生きてきた中で発生した全てのトラウマを取り除く必要はありません。
自分が望んでいるのに上手くいかない事や、何度も繰り返す失敗や、病気など、、生きる上で苦痛に感じているものについては積極的に手放していった方が良いと思います。
たまに、「私は過去は振り返らない、未来を信じて生きているから」という方もおられますが、過去を癒してから進まないといずれ何かのタイミングで引き戻されてしまう事も紛れもない事実です。
前世療法の効果
・パートナーシップが上手くいかない(過去世での関係が影響している場合があります。)
・人間関係のあらゆる問題(取り巻く関係は過去からの延長だったりします。)
・結婚したいが出来ない(もう二度と結婚はしないと過去で決めてしまっている可能性があります。)
・慢性的な病気(前世の病気の名残りの場合があります。)
・金銭的な悩みが尽きない(前世の状況を引きずっている、貧困を体験したいと思っている、清貧の誓いをしてしまっているなど、、)
現在の状況は過去世でも同じような体験をしていたり、今生では、過去世とは全く違う人生を体験したくて転生していたりします。
前世療法は過去世の自分を知る事により、問題を客観的に見れるようになり、現状を微笑ましく眺める事ができて自然と問題は解決に向かいます。